2023/10/03【ニュース】事業者団体ヒアリングで発言を行いました!
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第225回社会保障審議会介護給付費分科会 事業者団体ヒアリングで発言を行いました!

9月27日、厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会において、当協会は
特に2023年5月に行われた財務省の財政審議会において、サービス付き高齢者向け
住宅におけるケアマネジメント等の適正化について提言されたことを踏まえて「訪問介護
等の居宅サービスにおける同一建物減算の撤廃あるいは減算割合の削減」、「居宅介
護支援事業所における同一建物減算への適用を行わないこと」について、以下発言提
案を行いました。

1、訪問介護等の居宅サービスにおける同一建物減算の撤廃あるいは減算割合の削減
不適切なサービス提供を抑止する為には、効率性を罰則的にかつ一律に評価するのでは
なく、あくまで適切なアセスメント、ケアプラン作成、サービス提供が行われているかを保険者
である地方公共団体が厳しい目でチェックすることがより重要であり、欠かせないと考えている。
適切に集住化サービスを営む事業者の運営が困難になる可能性を踏まえ、同一建物減算
の撤廃あるいは減算割合の削減を要望。利用者にとって適正かつ良質な住まいが選択さ
れる環境を整備していくべき。

2、居宅介護支援事業所における同一建物減算への適用を行わない
利用者の希望でサービス提供事業所を選択、馴染みスタッフからの介護サービスを受
けることは、ケアマネが効率的かつ効果的なモニタリングを実施しやすい環境づくりにも
繋がり、利用者への質の高いケアを提供する観点から、むしろ促進すべきと考え、この
ような要望を行うものとする。

下記に資料を掲載していますので、詳細を確認ください。

【参考資料】
財政制度分科会(令和5年5月11日開催)資料2 108ページ
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20230511/02.pdf

第225回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料 29ページより高住協パート
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001150402.pdf