2015/01/06【お知らせ】リステリアによる食中毒
リステリア・モノサイトゲネス(以下「リステリア」と呼びます。)は、河川水や動物の
腸管内など環境中に広く分布する細菌です。
未だ日本では食中毒統計では、リステリアによる食中毒の報告例はありませんが、
食品安全委員会の評価書によると、リステリア感染症の推定患者数は年間200人
(平成23年)とされています。
リステリアに感染して重症化することはまれですが、妊婦、高齢者の方は注意が必要です。
食品由来によるリステリア症は、年間住民100万人あたり0.1〜10人とまれです。
ただし、重症化すると致死率が高い疾患であることから、
世界保健機関(WHO)においても注意喚起を行っています。
詳細は以下のリンク及び資料をご参照ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055260.html